2009.3.18 Wed. 新宿ロフトプラスワン

KT-WORLD Presents『ピンク×緊縛!!』イベントレポート

文:KT-WORLD  写真:川本史織  協力:新宿ロフトプラスワン

第2部 「緊縛写真×田中欣一」

第2部に入り、今回予想もし得なかったビッグな2人の対談が実現した。

田中欣一と同じく緊縛写真家として第一線を走り続けてきた杉浦則夫氏。 実は会って話をしたのは、今回のイベントのために2日前に顔合わせも兼ねて会った1回のみ。どんな話、展開になっていくのか、誰も想像がつかない、しかしキャリアを重ねてきた二人だからこそ貴重な話が聞けることは間違いなく、第2部はスタートした。

司会の福光氏が「緊縛写真家の大家である杉浦則夫さんに本日お越し頂いて・・・」と紹介すると、「大家なんて紹介しないでよ。」と。また、作品と呼ばれるのが気になるらしく、「ただの写真だから・・・」と。

田中欣一がみる杉浦氏の写真は、「写真に厳しさがある。」と。それは、縄師を使って縛りをしているところから生まれるところだったり・・・。実際に長く一緒にやっていて杉浦氏の現場を知る早乙女宏美さんによると、スタッフに対して「ボケ」「カス」と、女性に対してももっともっと体を反って、などかなり厳しい注文が多く、とにかく厳しい現場らしい。

一方田中欣一は、いかに目の前の子をかわいく、時にはかっこ良く、恋人気分で撮るか。思わず口をつけたくなっちゃうような・・が理想らしい。だから肌の色、質感にこだわり、照明も増やして撮っていると。 写真を見比べても誰がみてもはっきりと分かる二人の違い。
このこだわりが、築き上げてきたものであり、他との違いが第1線で活躍しているゆえんなのであろう。

写真も違えば、女性の好みも違う。 田中欣一は、いわずとしれたお尻である。
ボリュームたっぷりで、後ろから撮っていって角度を少しずつ変えていってもなかなか中身が見えそうで見えないお尻。このようなお尻を持つ女性を好み、迫力ある写真を撮るべく光りを当てていく。
杉浦氏は、なんと、髪の毛であった。髪の毛一本一本にエロスを感じる、と。
また、体つきも華奢な方が好みであるということだった。

このように全く正反対のお二人だが、最近の子たちへの印象は割と共通しているようだ。

「私は熟女ものも撮ってるんですが、初めて撮影現場に来て、若い頃とは違って体の線も崩れてきてるから、それで恥ずかしそうにしながら服を脱いで。こっちもアソコを撮ったりしなきゃいけないから、だんだん足を開かせて撮っていくんだけど、なかなか膝が閉じたまま開かない。恥ずかしさと緊張で体が硬直してしまってるんですね。
それで、だんだん緊張をほぐしていって足を開かせるといっぱい濡れている。そうするとね、私の方も感じちゃいますね。」と田中欣一。「そうかと思うと、若い子たちはもう最初っから膝が開いてる。こっちが閉じなさい。と教えてあげなきゃいけない。(笑)」
杉浦氏も今日初めて裸になって撮影するという子は何とも言えないそうだ。それは写真に出るのかと言えば「出ないよ、そんなもん(笑)」と。

この田中欣一の嘆きを「最近の若い子はなんなのでしょうね。何がそうさせてるんでしょうね。」と、
司会の福光氏が杉浦氏に 投げかけると、 「食生活じゃないかねぇ」。
これは、会場も大爆笑。

第2部ではお互いの写真をスライドで紹介しながら解説もしていったが、もともとトークショーがメインという会場であり、田中欣一、杉浦氏の両氏の写真をキレイに見せることがかなり難しい状況であった。

この点は田中欣一も「杉浦さんには申し訳なかったねぇ」と話していたが、最後マイクで言っていたようにぜひ今後近い将来、二人展が実現が臨まれるところであり、ファンもおそらく期待しているであろう。

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